「牛が山を駆ける牧場」奮闘記

新米 牛飼いの日常をお届け

4/27(土) あかうし★ジロー営業します

4月27日(土)「あかうし★ジロー」を営業します!

●場所:本山町 「さくら市」 高知県長岡郡本山町本山582-2

 

●営業時間:11:00~15:00

 

●メニュー:

「あかうし100%バーガー」 1400円(税込)

「あかうしバーガー」     800円(税込)

「あかうしチーズバーガー」  950円(税込)

「あかうし牛すじカレー」      800円(税込)

「あかうし牛すじ丼」      650円(税込)

 

☆あかうし100%バーガー☆1400円(税込)

当店1番人気商品です。あかうし100%&200gのビッグパテであかうしの旨味を堪能できます!

 

☆あかうしバーガー☆800円(税込)

パテはあかうしと合挽肉を使った120gとなります。ソースにもこだわっていて美味しいですよ☆

 

☆あかうしチーズバーガー☆950円(税込)

あかうしバーガーをベースにチーズをトッピングしました。

 

☆あかうし牛すじカレー☆800円(税込)

 

☆あかうし牛すじ丼☆650円(税込)

 

ぜひおこしくださいませ♪

1年間の平均分娩平均間隔を計算しました→12.4か月でした!

牛飼いにとって目指すべき指標の一つに「1年1産」があります。

「1年1産」とは、母牛に1年に1頭の子牛を産んでもらうということです。

ちゃんと栄養管理をして、母牛に寄り添った飼育をしてあげれば達成できる(と言われる)指標ですが、これがなかなか難しく、それゆえに「目指すべき指標」と言われます。

 

一昨年は種付けに非常に苦しんで、3~4回の人工授精が平均的で、牛によっては6回も人工授精をして何とか妊娠させる、ということをやっていました。ちなみに我が家では6回の人工授精で妊娠しなければお肉になってもらうコースになってしまいます(汗)。

↓一昨年、人工授精6回目で妊娠してくれた「さつき」ちゃん。先日流産騒ぎがありましたが、もう一度 獣医さんに診てもらって妊娠していることを再確認しました。

↓人工授精を8回頑張ったけど妊娠せずに、お肉になってもらった「ふじ」

一昨年は苦しんだのですが、昨年はどの牛も結構リズムよく妊娠してくれて、「あれ、これ一年一産いけてんちゃう?」となんとなく思っていました。

 

そこで、まだ一頭妊娠確定していない牛はおりますが、来るべき発情が2回スキップできていますので妊娠しているとみて、すべての母牛で平均分娩間隔を計算しました!

牛によって凸凹ありますが、平均月数は12.4か月とほぼ一年一産に近い形になりました。牛飼いとして一昨年から大きく進歩したのではないかと思います(^^)。

 

なぜこれだけ繁殖成績が改善できたのか、自分でも理由ははっきり分からない(汗)のですが、おそらくこうだろうという仮説だけは立てておこうと思います。

 

仮説①:放牧場での生活が牛の健康につながった

放牧場で牛たちは自由に歩き回って、自分たちで心地よい場所を見つけて寝転がります。ひなたぼっこをしたり、反芻したり、、、青草を食べたり、、、そして時には雨に打たれてずぶぬれになったり、、、牛舎でずっと閉じこもっているのに比べ、この環境が牛にとって健康につながるというのは直感的に理解できます。

実際に、発情兆候が見えにくい牛を放牧場に上げるとすごく良い発情行動が来たりしていて、放牧の効果を実感しています。

 

仮説②:雑草ロールの栄養価が高かった

親牛たちのエサとして安価な雑草ロールを使っています。

春先の雑草は栄養価が高く、高価な乾草と同程度という話もあるくらいですが、出産前後の栄養が必要な子たちに栄養価の高い雑草ロールを与えることができたのでは、、、と考えています。つまり、手に入ったエサと牛のコンディションのタイミングが良かったという仮説です。

 

仮説③:出産後に大豆かすを活用したのがよかった

母牛は出産後、子牛に乳をやりながら自分の子宮を回復させていかなければなりません。

↓ダブル授乳する「みはる」ちゃん

人間でも授乳中のお母さんが痩せていくことからも分かるように、この時期は栄養が大変必要とされます。通常の濃厚飼料に加え、高タンパクな大豆かすを活用したことで母牛の体調回復につながったのではないかと思います。

 

この仮説が正しければ、同じことを実践することで今年も同水準の成績を達成できるはずです。一年後 笑っているのか泣いているのか、、、一日一日を大事にして牛の世話をしていこうと思います。

「さち」をガリガリに痩せさせてしまったこと

3月31日のこと、、、

我が家に子牛が生まれました!

生まれてすぐさまお母さん牛のおっぱいを飲んでくれました。元気な子牛です。

 

お母さんの名前は「さち」といって、血統の良い牛です。

隣町の畜産家が廃業する際に市場に出していたのを我が家に迎え入れました。

この牛に今回、私たちはヒドイことをしてしまったのです...

反省のためにブログに残しておこうと思います。

 

まずこの写真を見てください↓

お気づきでしょうか。

ガリガリです。

よくこんな状態まで牛を追い込んだな...

 

出産の数週間前からエサ食いが悪いな~とか、痩せてるな~とかそういう実感はありました。

しかし妊娠しているせいでお腹が大きく見えたり、気ぜわしいために飼い手の方の感度が鈍ったりしていてきちんと手を打てていなかったのです。

出産後、いよいよエサを食べないことで危険にやっと気づきました。

慌てて獣医さんを呼び、栄養剤などを点滴してもらっていたのが前掲の写真です。再掲します↓

 

獣医さん曰く、「よく無事に子供を生めましたね」というくらいコンディションが悪い。これで子牛におっぱいをやるようにしたら母子ともに共倒れになりかねないので、かわいそうだけど親子を引き離しました。

 

母牛に関してはお腹の調子を整える薬を与えながら良い食事を与えます。

チモシーという高級牧草すら食べないので困り果てていましたが、醬油かすが成分の「ソイメント」という畜産資材を振りかけると口をつけることに気づきました。

少量のチモシーの上にソイメントを振りかけ、食べ飽きたらまたソイメントを振りかけて、、、というように、とにかく牧草を食べてくれるように手をかけます。

こんな状態が数日続いて、「この牛を死なせてしまうんじゃないか」と心を乱していました。でも何とか回復してくれて、いま少しずつ太ってきてくれています。

まだガリガリなのに出産後15日も経たないうちに発情して、生命力に驚いたことです。生き延びてくれてありがとう。

 

一方、子牛の方は,,,,

哺乳瓶でミルクを与えますが飲まない!

食欲がないのかな?とも思いながら脱水症状にならないように経口補水液だけ与えて数日様子をみますがやっぱり飲まない...

もうあかん、強制哺乳や。注射器で喉の奥に流し込もう。

こうして無理やり飲ませて様子を見ていましたが、一つ前に出産した母牛と仲良くなっておっぱいをもらうようになりました。

元気が出て飛んだり跳ねたりし始めてくれたのでひと安心...

引き続き強制哺乳はつづけつつ成長を見守っていきたいと思います。

 

いくら忙しいからといって、こんな風に痩せさせたらあかんやろ~と1か月前の自分をシバキたい。未熟さが恥ずかしい。

一方で、繁殖成績をまとめたら結構いい感じにもなっていまして,,,それはまた別途ブログに書きたいと思います。

 

飲食店の難しさ

この土日で「あかうし★ジロー」の営業をしています。

↓これは牛すじカレーの写真

昨年に引き続き自分たちのお店を持つ前のテスト営業中をしているわけですが、昨年の秋のときの売り上げが戻らない!

昨年の秋は売り上げが一日 8万円を超え、ああ、10万円の壁を越えるのは難しくなさそうだ、という感覚をもって年内の営業を終了しました。

「土佐の食1グランプリ」で3位に入賞し、また春になって暖かくなってきたので営業を再開したわけですが、昨年の自分たちを越えることができないのです...汗

営業中にそんなことを考えながら道行く車を眺めている(テスト営業している場所は国道に面しているんです)わけですが、通る車の数が結構 少ないんです。

秋はそんなことあまり思わなかったのですが、「う~ん、車が全然とおらんな,,,」という時間がたびたびあって、秋には感じなかった飲食店の難しさを感じるようになりました。

相当に知名度があれば別だとは思いますが、お店に来てくださるお客様の人数は、

 「前の道を通る人の数」X「店に立ち寄ってくださる確率」

で決まると思います。なので、車が全然とおらないというのは非常に困ったことで、しかも我々ごときの力ではどうすることも出来ないのです。

周りに話を聞いていると、5月の連休が終わったら7月くらいまで売り上げがガクッと下がる時期が続くということで、販売の変動に地域性、季節性があるのだと思い知らされます。冬に売り上げが立たないのは分かっていたが、暖かくなってからもそういう時期があるなんて!

とはいえ、こうやって肉の直売にチャレンジしなければこういうことも分からなかったわけで、40歳になっても若造だったときのように新鮮に学べる喜びも感じています(マゾ?)。

それに、苦しいときでも助けてくださるお客様がいるのです...

毎週のようにチーズバーガーを買ってくださるお客様。今日はご家族・ご親戚のためにまとめ買いをしてくださいました。

小学校の先生、教育委員会の方々。まとめてドッサリご注文をくださいました。ただ、我々の対応力が低くてたくさんお待たせをしたのが非常に恐縮でした...

 

上記のとおり自分たちではどうしようもない飲食店の難しさはありますが、一方で思ってもみなかった救いの手をいただくこともあります。

 

我々にできるのは、一個一個の料理を美味しく仕上げて目の前のお客様にお届けすることです。そういう気持ちを大事にしてコツコツ営業を続けていきたいと思います。

4/20(土), 4/21(日) あかうし★ジロー営業します

4月20日(土)、4月21日(日)「あかうし★ジロー」を営業します!

●場所:本山町 「さくら市」 高知県長岡郡本山町本山582-2

 

●営業時間:11:00~15:00

 

●メニュー:今週はカレー、牛すじ丼もやります!

「あかうし100%バーガー」 1400円(税込)

「あかうしバーガー」     800円(税込)

「あかうしチーズバーガー」  950円(税込)

「あかうし牛すじカレー」      800円(税込)

「あかうし牛すじ丼」      650円(税込)

 

☆あかうし100%バーガー☆1400円(税込)

当店1番人気商品です。あかうし100%&200gのビッグパテであかうしの旨味を堪能できます!

 

☆あかうしバーガー☆800円(税込)

パテはあかうしと合挽肉を使った120gとなります。ソースにもこだわっていて美味しいですよ☆

 

☆あかうしチーズバーガー☆950円(税込)

あかうしバーガーをベースにチーズをトッピングしました。

 

☆あかうし牛すじカレー☆800円(税込)

 

☆あかうし牛すじ丼☆650円(税込)

 

ぜひおこしくださいませ♪

助っ人が来てくれました

日々の牛の仕事が忙しくてお肉の直売企画が進まない...

あかうし★ジローの店舗立ち上げの仕事も進めなければ,,,,

 

そう悩んでいたら、ポンっ!と助っ人が現れて牛の仕事をバイトで手伝ってくれることになりました。代わりに他の仕事ができるのでありがたい...

 

これから色々なことをしっかり進めることができそうです。

 

...バイト代をきっちり支払えるよう稼がなきゃ...!

あかうし★ジロー営業日

4月14日(日)、「あかうし★ジロー」を営業します!

 

●場所:本山町 「さくら市」 高知県長岡郡本山町本山582-2

 

●営業時間:11:00~15:00

 

●メニュー

「あかうし100%バーガー」「あかうしバーガー」の2メニューとなります。

 

☆あかうし100%バーガー☆1400円(税込)

当店1番人気商品です。あかうし100%&200gのビッグパテであかうしの旨味を堪能できます!

 

☆あかうしバーガー☆800円(税込)

パテはあかうしと合挽肉を使った120gとなります。ソースにもこだわっていて美味しいですよ☆

 

ぜひおこしくださいませ♪