「牛が山を駆ける牧場」奮闘記

新米 牛飼いの日常をお届け

家族で乾草はこび

我が家の肥育牛、「桜剛」が食いどまっている!

一週間前にビタミン剤を飲ませたのですが食い気が戻りません。

こんな感じで飼料をたっぷり残すのです。

まだ18か月齢だというのに...もっと食べてもらわないと!

どうしてかな...と観察するわけですが、なんだか背中がかゆそうにしています。

あちこちにゴシゴシこすりつけている。

気になって毛を取ってみてみると、毛ジラミがついています。

かゆいのが気になって食欲が湧かないのかな?と思い、背中にこすりつけやすいようタイヤをつるしてあげました。

思う存分背中をゴシゴシしておくれ。これで食欲が戻ることを祈る...!

 

朝の世話が終わると、今度は乾草の片付け。

子牛用にチモシーというお高い乾草を買っており、我が家では湿気対策ということもあり牛舎の2階を乾草置き場にしており、そこまで手で運ばねばなりません。↓こんな感じで。ちなみに1個30キロ近くのブロックが24個あります。

さあ仕事にかかろうか!というタイミングで、今日も可愛い助っ人たちが助けに来てくれました!積極的にホウキで掃き掃除をしてくれます。

長女は寒くないらしく、半袖!元気なのがうらやましい。

トラックの荷台にたくさん載っている草を奥さんが降ろして,,,

下で私が受け取ります。

そのあと、階段を上って私が牛舎の2階まで上げていきます。

周りではお手伝いに飽きて遊びはじめた子供たちがウロウロしています。

たまに乾草の上に座って休憩したり...

逆方向から私の方の写真を撮ったりします。

そんなことをしながら総重量700キロ近くを2階に上げていくと、膝は笑いかけてクタクタです。でも、子供と一緒に仕事ができたし良しとしよう!

 

しかしながら仕事はこれだけではありません。放牧場の世話に行って、稲のロールを取りに行かねばなりません。

仕事は無限にある...息子が私のお腹をみて「お父さん、なんかやせたね」と言いましたが、太ってる暇なんかないぜ...