「牛が山を駆ける牧場」奮闘記

新米 牛飼いの日常をお届け

牛舎内のリアルかくれんぼ、育成牛の移動など

牛を飼っているとしばしば起こること、それは子牛の脱走です。

今日も夕方、牛舎で牛の世話をしながらあっちに行き、こっちに来てとウロウロしていると、「子牛がいない...」

いえいえ、絶対いるんですよ。どこかに。ほら,,,いました。

通路の牧草とフレコンバックの間に身を隠していました。

こんな感じでたまにリアルかくれんぼができるのが牧場生活の魅力の一つです★

このほかにも、逃亡した牛とのリアル鬼ごっこを楽しむこともあります。

今日、一緒にかくれんぼをしてくれたのは、「ペコたろう」君です。

少し下痢気味なので、明日 獣医さんに診てもらおう...

 

話は変わりますが、今日、育成している牛たち(だいたい7~10か月齢のこたち)の牛舎内移動を行いました。

これまで飼っていたスペースに糞が溜まりすぎているのでずっと前から移動したいと思っていたのですが、余力がなくて出来ていなかったのです。

移動のついでに牛たちの写真を撮ったので思い出に残しておきたいと思います。

体についた汚れには目をつぶってください(汗)。

この子は「さち子」という牛です。お母さんが「さち」なので「さち子」です。草が大好きでモリモリ食べてくれるのでこんなにいいお腹になってくれました。

この子は「ほこたろう」です。腹があまり大きくなってくれていません。糞がたまりすぎた牛舎のせいで草が食べづらかった影響が良く出ています。さきほどの「さち子」に比べると2か月遅い生まれなのでこれから挽回できるよう気遣ってあげます。

この子は「愛之助」です。「ほこたろう」からいうと1か月弱遅い生まれですが、悪い牛舎環境でもエサをモリモリ食べてくれました。「ほこたろう」よりも大きくなっています。

 

説明が冗長になってきたのであとは牛の名前だけにします...

↑「さくら子」ちゃん。

↑「しのぶ子」ちゃん。

↑「七夕サーモン」君です。

 

飼い主の不始末で環境が悪い時間を長くしてしまったけど、これからまた一生懸命やるので大きくなってください...