「牛が山を駆ける牧場」奮闘記

新米 牛飼いの日常をお届け

明日、子牛を市場に出荷します

子牛は売らないと思っていたけど、ついに売る時が来てしまいました...

自分ちで生まれた牛は全部 お肉になるまで育てるんだ!という気持ちでやっていましたが、これから先、レストランの開業に向けて(そんなこと考えてます)資金の回転を上げなければならない!ということで方針転換して急遽この子を市場に出すことにしました。

 

名前は「谷太郎」。お母さんが「たに」という名前なのでそう名付けました。

「谷太郎」は種牛候補「百合嶺力(ゆりみねちから)」の精子を人工授精してできた子です。「百合嶺力」の子供たちは全体的に小さいそうで、この子も背は低いです。

しかしながら牧草はモリモリ旺盛に食べて、しっかり腹を作ってくれました。

腰骨よりお腹の方が太くなっているのが良い腹を見るときのポイントです↓。

 

あらためて見るといい牛になってくれたな~と感じます。

市場にもっていかずに家に残そうかな...とか考えたりもしながら、ブラッシングして愛情を通わせます...

明日はどんな市場になるでしょうか...牛を売るのは初めてなので緊張しそうです。

 

一方で、子供たちは親父のセンチメンタルな感情には一切気づかず、水かけ遊びを始めました!

写真の段階ではまだそんなに濡れていませんが、最終的にはビチャビチャです(汗)。

私も巻き込まれて濡れてしまいました。いや、水かけメッチャ楽しんでしまいました。

こんなことワイワイやれるのが田舎暮らしのいいとこの一つですね~。

 

今日はゆっくり休んで明日の市場に臨もうと思います...