「牛が山を駆ける牧場」奮闘記

新米 牛飼いの日常をお届け

ときどきアルバイトしながら牛を飼ってます

2020年の3月1日から「地域おこし協力隊」として高知県本山町に移住し、はや3年あまりが経ちました。

 

この2月末で「地域おこし協力隊」の任期が満了し、少しずつですが生活の中心を牛飼いに移してきています。

 

とはいえ、まだまだ牛飼いとしての収入はありません(汗)。

肉牛で収入を得るには結構な時間を要するのです。

 

たとえば、8か月のメス牛を市場で買って、そのメス牛が産んだ子供を市場に出すまでは、順調にいっても2年はかかります(※)。

 

【スーパー順調にコトが運んだ場合のイメージ】

 8か月齢のメス牛を導入

  ↓  (5か月経過)

 13か月齢のメス牛に種付け

  ↓  (10か月経過)

 23か月齢のメス牛が子牛を出産

  ↓  (8か月経過)

 8か月齢の子牛を市場へ出荷 ⇒現金収入ゲット

 

※少数ではあるけど市場で大人の牛も売りに出されるので、そういう牛を上手に飼えばもっと早く現金収入にはなります。

 

そういう訳で、生きていくために本業の畜産以外にアルバイトもせねばなりません。

 

幸いなことに、「地域おこし協力隊」時代に従事していた、補助金関係のとりまとめの仕事を引き続きアルバイトとしてさせてもらえることになりました。家でもできるデスク仕事で、年間100万円弱の収入になるでしょうか...ありがたいお話です。

 

牛舎で牛を世話したり、家畜運搬車をDIYしてみたり、放牧場の牛を世話したりしながらそんなアルバイトをやって生計を立ててます。貧乏暇なし!でも楽しいですよ。

 

---------------------以下、日常の風景です--------------------------

【動画】牛舎での様子。牛たちとコーギーのウェンディ君がじゃれる様子。

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