「牛が山を駆ける牧場」奮闘記

新米 牛飼いの日常をお届け

軽ダンプを譲っていただきました

牛飼いの大先輩から軽自動車のダンプカーを譲っていただきました。

これで餌やり、フン出しが劇的に楽になります。

まだまだ使える車ですが、「私は新車を買うけど、大島君、乗る?」とお声がけをいただいたのです。後進を育てようという温かい気持ちをヒシヒシと感じました。もっと経験を積んでから、私もそういう先輩にならなければならないと改めて思います。

 

早速、草を積んで山へゆきます。

 

お腹を空かせた牛たちがお出迎え。

「わたしら、荷台から直接いっちゃうもんね~」

いままではこの積んだ草を手で少しずつ降ろしていました。

総計100kg~150kgくらいある草を、20~30回にわたって手で降ろすので時間的にも体力的にも非常に消耗するのです。このような仕事の仕方ではいけないと常々思っていました。

 

しかし、今日から我が家にはこのダンプカーがあるのです!

ダンプ!

牛が良い表情に見えるのは、きっと私に気持ちの余裕があるからでしょう...!

非常に楽に作業が出来て本当にうれしいです。

軽ダンプ君にはこれからドンドン活躍してもらおうと思います。

 

さて、話は変わりますが、今日から小学生は夏休み...

「君たち手伝いに一緒に来なさい」と声をかけて、モミガラの引き取りに付いてきてもらいました。

牛舎の床に敷く素材として、我が家ではモミガラを活用しています。なにせ、無料で手に入るので...

 

こんな風にモミガラを保管庫から取得していきます。

シュートみたいなところからモミガラが落ちてくる仕組み。

ミスってこぼしてしまった...

息子が持っているロープを引くとモミガラが落ちてきて、娘の前にあるワイヤーロープを引くと落ちてこなくなるような仕組みになっています。

私がモミガラを受け止める係、息子が落とす係、娘が止める係という風に役割分担をして進めます。

そうして袋にモミガラを詰めて持って帰ります。

今日も手伝ってくれてありがとう。