「牛が山を駆ける牧場」奮闘記

新米 牛飼いの日常をお届け

肉料理の試食会をやりました

ここ最近は牛を飼うことは社長(奥さん)にお任せして、肉の販売企画に夢中になっています。

 

今日はミンチを使った加工品企画の試食会をやりました。

元料理人の方がいるので調理の仕事が速い速い!

 

↓子供たちと一緒に試作品を食べている様子

その方が料理をしながら調理の段取りを話していてくれるのですが、どれもこれも「なるほど!聞けば納得だけど考えもしなかった!」ということだらけ。

それに、作りたいもののイメージを共有すれば試作品の段階でハイクオリティのものを出してくださいます。

 

↓今日の主人公、元シェフのマイケルさん。

自分だけで企画を進めていたとしたら、今日の試食会までにそれほどの時間をかけねばならなかったでしょうか。どれほど時間をかけてもたどり着けなかった可能性も高いです。直売企画が今後どうなるかはまだ分かりませんが、人と人が強みを活かしあって働くことの素晴らしさ、有難さを実感します。

 

調理の最中には何度も腹ぺこドワーフたちが近寄ってきます。

そして、たまに手伝ってくれたりもしますが、、、

成果物をチラホラつまみ食いしてくることもあります。写真はありませんが,,,

 

試作品をみんなで食べていると、子供たちをはじめその場にいる人みんなが「美味しい!」となりました。

明るい展望が見えたので、今度は値付けや販売の仕方を検討していくことになります。

着実に進んでいる感じがしてとてもうれしいです。

 

↓ナイススマイル!

 

さて、自分の牛のお肉を自分で売るにあたっては、先輩の誰もがアドバイスしてくれる課題があります。それは「牛一頭の肉すべてを売るよう工夫すること」。

 

サーロインやロース、モモなどの人気部位、定番部位を売るのはそれほど難しくないけど、スネやネックなど、そのまま食べたのでは固くて人気のない部位をどう売るかがポイントだということです。

 

いまのところ、そういう部位はすべてミンチにして加工品にして直売しようと目論んでいますが、これから先、どんなことが待ち受けているのでしょうか....山と谷をすべて楽しんでいければいいなと思います...