「牛が山を駆ける牧場」奮闘記

新米 牛飼いの日常をお届け

我が家の最初の肥育牛「ふじ」のお肉を食べてみました

我が家では週に一回 掃除の日があります。

といっても大人がやるのではなく、ホビットたちがやってくれます。

昨日はついに掃除機までかけてくれるようになりました。

長女がやっているのを見て下の子も真似したい!と言いはります。

真似をしたがるのは人間も牛も一緒ですねえ...

しかしこのホビットは少しも掃除機をしようとしませんでした!

一枚目の写真を拡大

女の子と男の子の違いを実感したりして面白いですよ。

 

同じく昨日の話になりますが、我が家の最初の肥育牛「ふじ」のお肉を食べてみました!

肩ロースの焼肉カットです

ジュージュー焼きます。これで100gくらい

ご飯と一緒に「あ~ん」

味の感想ですが、、、

ひいき目なしに報告いたします。

美味しい!

自分、奥さん、子供たちが口をそろえて「美味しい!」です。

特に奥さんと長女が「お肉の味が濃い」とコメントしていました。

「ふじ」の若いころの写真

お肉を食べるまで「一生懸命 育ててるけど、美味しくなかったらどうしよう」と不安がありました。

でも杞憂でした。「ふじ」は立派に育って、美味しくなってくれていました。

「味が濃い」というのは私たちが目指すお肉の一つの理想の形です。

「ふじ」のお肉を自分自身で販売する自信になりますし、これからの牛の肥育にも励みにもなります。

 

「ふじ」はお母さんにはなれなかったけど、我が家の運命を変えてくれた大事な牛です。そしてお肉は私の体の一部になってくれます。ありがとう、「ふじ」...